患者の人生に寄り添うコンシェルジュDrへ

3年間で、観察できる歯科医師を育てたい。

採用基本資料桝尾歯科クリニック

桝尾歯科クリニック 山口県岩国市由宇町

本資料は、新卒・臨床研修修了直後〜卒後3年程度の若手歯科医師の方へ向けた採用ページです。当院の育成理念・3年間のロードマップ・給与条件・医院文化を、正直にお伝えします。

私たちが若手Drを募集する理由

募集背景

こんな歯科医師と一緒に働きたい

新卒・臨床研修修了直後〜卒後3年程度の歯科医師

即戦力だけを求める採用ではありません。高度な治療技術よりも、以下を重視します。

誠実さ

自己観察力

学習力

認知の柔軟性

患者への関心

チームで働く姿勢

採用の目的

単なる人員補充ではありません。次世代を担う若手Drを採用し、3年間をかけて育成する。その後は本人の希望・適性により、臨床医、リーダー、副院長、将来の分院長候補などのキャリアを一緒に考えます。

採用ブランドの中心は、
「3年間でコンシェルジュDrを育てる」
という人材育成プロジェクトです。

採用で見るのは、現在の技術だけではありません

私たちが重視する「自己観察力」と「認知の柔軟性」

重視する資質

失敗を振り返れる

他責だけで終わらず、自分自身にも原因を探せる

新しい経験によって考えを更新できる

正解がなくても観察を続けられる

他者の価値観に興味を持てる

面接での問いかけ例

「これまで最もうまくいかなかった経験は何ですか。そのときは気づかなかったけれど、今振り返ると自分自身にどんな原因があったと思いますか?」

「以前は正しいと思っていたけれど、経験によって考えが変わったことはありますか?」

これは応募者を試すための質問ではありません。「その人が経験からどう学ぶ人なのか」を知るための対話です。高度な技術よりも、誠実さ・学習力・認知の柔軟性・患者への関心・チームで働く姿勢を重視します。

「コンシェルジュDr」という歯科医師像

私たちが育てたい歯科医師

コンシェルジュDrとは、患者がまだ言語化できていない願いや価値を発見し、治療・予防・美容を統合して、その人の「口腔の未来」を一緒にデザインする歯科医師。

これは「自費診療を売れるDr」という意味ではありません

患者自身もまだ言葉にしていない希望、諦めていたこと、大切にしている価値を、観察と対話によって発見する。そして複数の選択肢を提示し、患者自身が理解・納得して、自分に合った医療を選択できるよう支援する医療者です。

たとえば、ホワイトニング希望の背景には

  • 清潔感を高めたい
  • 自信を持ちたい
  • 若々しくありたい
  • 自然に笑いたい
  • 将来も食事を楽しみたい

など、複数の願いが隠れています。患者自身がまだ言葉にできていない価値を発見できるDrを、私たちは目指しています。

コンシェルジュDrの3つの役割

① 価値発見者

「どこが痛いですか?」だけでは終わりません。患者の言葉・表情・生活背景を観察し、主訴の背景にある複数の願いを発見します。本人ですら諦めていたかもしれない意識下の希望や価値観かもしれません。

② 統合的ライフパートナー

保険治療・予防・審美・補綴などを別々の医療サービスとして扱いません。患者の人生という時間軸の中で口腔を「整える・育てる・保つ」を統合して長期管理し健康を支えます。

③ 構造的視点を持つ医療者

一本の歯ではなく一口腔を、今日の治療ではなく患者の10年後を見る。「この患者に今から何をするのか」、から「なぜこの状態になったのか」過去への問いを広げます。

「治して終わり」にしない。SABフォーメーション

保険・予防・美容・自費を分断せず、患者の人生の中でつなぐ。

診療設計

B|保険診療 ― 信頼をつくる入口

むし歯、歯周病、根管治療、補綴、急患対応、定期管理など、歯科医療の基本。「治す・信頼をつくる」

ただ「悪いところを治す」だけではなく、診療・口腔内写真・IOS・対話を通じて、「この患者さんは、これからどんな口腔で暮らしたいのか」を観察する出発点。

A|審美・自費予防 ― 価値を発見する橋

ホワイトニング、自費クリーニング、予防、美容的な口腔管理などを通じて、「治った」から「もっときれいに、もっと健康に、長く保ちたい」という患者自身の新しい価値に気づいてもらう段階。

「気づく・整える・育てる・保つ」

AはBとSをつなぐ大切な橋。

S|高度自費診療 ― 口腔の未来をデザインする

ジルコニアなどの審美補綴、アライナー矯正、自費義歯など。

単に高額な治療を提供するのではなく、患者が発見した価値や将来像に対して、必要な場合に専門的な治療選択肢を提示する。

「必要に応じて、口腔の未来を再設計する」

すべての患者をB→A→Sへ進める仕組みではありません。患者の価値観・希望・適応を観察し、その人に必要な選択肢だけを提案します。BとAの間、そしてAとSの間を循環させ、時間をかけて当院のファン層を多く獲得することに目的があります。

SABフォーメーションで身につくのは「自費を売る力」ではありません。

一本の歯を治して終わるのではなく、患者の価値観を発見する

Drだけで抱えず、DH・TC・セラピストと連携する

治療・予防・美容を一人の患者の人生の中で統合する

患者との長期関係をつくる

コンシェルジュDrとSABフォーメーションの関係

SABフォーメーションは、コンシェルジュDrの考え方を実際の診療現場で形にする仕組みです。

コンシェルジュDrが「患者がまだ言語化できていない願いを発見する人」だとすれば、SABは「その願いを、治療・予防・美容のチーム医療へつなぐ仕組み」です。


コンシェルジュDrはどう育つのか

視野を広げる5段階

自分自身の内側から、外側へと視野が拡張していくプロセスが、コンシェルジュDrへの道です。

自己観察

自分の診療・判断・感情・失敗を振り返り、自分の認知や行動を更新する。

他者観察

DH・DA・受付など、周囲の人が何を考え、どう動いているかを見る。

顧客観察

主訴だけではなく、その背景にある生活、価値観、希望まで理解する。

社会観察

家族、仕事、地域、年齢、高齢化など、患者を取り巻く環境を見る。

構造理解

目の前の出来事に反応するだけではなく、「なぜ、この事象が起きたのか」を問い、背景にあるシステムや構造を見る。

3年間の育成ロードマップ

「自分を観る」から「未来を観る」へ

1年目|自分を観る

基本診療 × 自己観察
安全で再現性のある基本診療を身につけます。診査・診断、治療計画、保存修復、歯内療法、歯周、補綴、義歯、新患・急患対応などを段階的に経験します。IOSなどのデジタル機器も活用します。最初から速さや売上を追いません。重要なのは「なぜ、この結果になったのか」と自分の診療を振り返る習慣です。

2年目|患者を観る

一口腔診断 × 価値発見
一本の歯から、一口腔へ視野を広げます。患者の価値観やライフスタイルを理解し、複数の治療選択肢を提示できるようになります。補綴・ジルコニア・義歯・予防・ホワイトニング・アライナー等について、「商品を勧める」のではなく、適応・メリット・限界を説明し、患者自身が納得して選択できるよう支援する力を養います。

3年目|未来を観る

治療・予防・美容の統合
治療・予防・美容を統合し、「整える・育てる・保つ」という時間軸で患者を診ます。「この歯をどうするか」だけではなく、「この患者の10年後の口腔をどう守るか」まで考えます。3年間で完成されたDrになるのではなく、「自ら成長し続けられるDr」になることを目標とします。

雇用条件

3年間のキャリアを描ける、透明性の高い条件設計

給与体系

60万円

1年目 月給

年収720万円(賞与なし)
臨床研修修了直後から

65万円

2年目 月給

年収780万円(賞与なし)
一口腔診断力を養う段階

70万円

3年目 月給

年収840万円(賞与なし)
統合的診療を実践する段階

※診療の自立度や成長状況等を踏まえ、詳細は面談・雇用契約時に確認いたします。成長を見る項目:基本診療の自立・診断・治療計画・患者説明・チーム連携・自己観察と改善。

勤務条件

勤務時間

週40時間を基本。火・水・金:8.5時間、木・土:7.25時間(目安)

休日

完全週休2日(日曜日・月曜日の連休)、祝日、年末年始休暇、夏季休暇、有給休暇あり

勤務地

桝尾歯科クリニック 山口県岩国市由宇町由宇崎
岩国錦帯橋空港・新岩国駅ともに車で約25分

教育環境

基本保険診療から補綴・義歯・ジルコニア・IOS・予防・審美・ホワイトニング・アライナー・カウンセリングまで段階的に経験

※始業・終業時刻等の詳細は実際の就業規則・労働契約に合わせて最終確認ください。

岩国での新生活も、医院が支えます。

就職・転居支援

遠方からの就職・転居・通勤・帰省まで、安心して働き始められる支援制度を整えています。

① 住まい・引っ越し支援

家賃補助:月額上限3万円 / 本人名義で賃貸契約を行う場合に支給。

引越補助:上限15万円 / 遠方からの転居時の初期負担を軽減します。

② 帰省支援

帰省手当:月1回・月額上限1万円 / 遠方出身者・単身赴任者などを対象に、当院規定に基づき支給します。

「地方へ就職したら家族や友人と離れてしまう」という不安を軽減する制度です。

③ 通勤支援

交通費支給:車通勤可。通勤手当:往復距離 × 7円/日

職員用駐車場あり

岩国・由宇周辺から自家用車で通勤しやすい環境です。

④ 社会保障・安心の福利厚生

  • 歯科国保
  • 厚生年金
  • 社会保険完備
  • 賠償責任保険加入(損保ジャパン)

医療従事者として安心して診療に集中できる環境を整えています。

⑤ 健康管理支援

  • 予防接種
  • 健康診断
  • 人間ドック費用補助

全国歯科国保の規程に基づき支援します。

「地方で働く」という決断を、生活面まで本人だけに背負わせない。診療を学ぶ3年間だからこそ、住まい・移動・帰省・健康まで医院が支えます。

※各制度の適用条件・支給額・対象者は当院規定によります。詳細は見学・面談時にご説明します。

「休みを削って勉強する」のではなく、勤務時間内にも学ぶ時間を確保しています。

教育体制・研修

教育は医院の善意ではなく、制度として組み込まれています。年間最大15万円の研修支援制度あり(院内規程による)

指導医について

院長は補綴専門医です。補綴・咬合・修復の思考プロセスを、日常診療の中で直接学べます。臨床研修基盤として、診断から治療計画・技工指示まで一貫して指導します。

院内研修

木曜午後は診療を止め、勤務時間内に院内研修を実施。

症例検討・診療手技・治療計画・カウンセリング・チーム連携などをテーマに、日常診療を振り返りながら学びます。

Eラーニング・動画学習

Eラーニングや1D等の歯科医療動画コンテンツを活用。

診療時間外だけに頼らず、自分のペースでも学習できる環境を用意しています。

学会・セミナー参加支援

  • 院長が承認した学会・セミナー:受講費を全額医院負担
  • 本人の希望する学会・セミナーへの受講費の50%を医院負担する。ただし個人研修補助枠を入職初年度は年間上限5万円とする。入職後2年目からは10万円、入職後3年目からは15万円の研修支援制度あり(院内規程による)。

若手Drにとって、金額以上に「教育が制度として組み込まれている」ことが安心材料になります。診断・治療計画・患者説明・チーム医療まで、段階的に身につけられる環境を整えています。

3年後、その先へ

キャリアは、一つではありません

3年間の育成後のキャリアは、一本道の昇進階段ではありません。本人の希望・適性・成長によって、複数の方向性があります。

臨床をさらに深める勤務医

患者との関係を深め、専門的な臨床力をさらに磨き続けるキャリア。コンシェルジュDrとして、より多くの患者の口腔の未来をデザインしていきます。

後輩を育てるリーダーDr

自らの観察力と成長体験を次世代に伝え、育成する側に立つキャリア。後輩の成長を通じて、医院全体の力を高めます。

副院長・幹部候補

医院経営・チームマネジメントに関わるキャリア。本人の適性と希望に応じて、医院の中核を担う役割を担います。

将来の分院長候補

本人の希望・適性・成長に応じて、将来的に分院運営を担うキャリアもあります。

3年間で役職を得ることがゴールではありません。自分で観察し、考え、成長し続けられるDrになることがゴールです。

数字で見る桝尾歯科クリニック

医院実績

若手Drが「ここで学ぶ価値がある」と判断できるよう、医院の実績を正直にお伝えします。

930人

月間来院患者数

安定した患者基盤の中で、多様な症例を経験できます。

30人

月間新患数

新患対応・初診カウンセリングの経験を積める環境です。

30%超

自費率(平均)

保険診療と自費診療の両方を、バランスよく学べます。

2200万円/年

ホワイトエッセンス売上

審美・予防の需要が高く、カウンセリング力を磨けます。

300人

ホワイトエッセンス顧客数

継続的な顧客基盤。自費予防中心のストック型経営を体感できます。

61回/月

IOS使用回数

20診療日で61回。デジタル歯科を日常的に経験できます。

1,800万円

自費義歯(2026年9月直近1年)

補綴専門医の院長のもと、義歯・補綴の高い臨床水準を学べます。

8.1万円

ホワイトエッセンスLTV(2026年)

2021年の約3.5万円から成長。審美ニーズの高い顧客との関係構築を実感できます。

この数字は、若手Drが「何を学べるか」を示しています。月875人の患者・自費率30%超・IOS61回——これだけの臨床密度の中で、3年間を過ごせます。

歯科医師臨床研修指導医である院長が医療安全や社会保険制度に関する基礎知識を伝え、将来開業するために必要な歯科経営の原理原則についても学ぶことができます。

この実績が意味すること

  • 多様な症例に触れながら、保険の基本診療を確実に積める
  • 補綴専門医の院長から、診断・設計の思考プロセスを直接学べる
  • 審美・予防・デジタル歯科を日常診療の中で経験できる
  • 患者との長期関係の中で、コンシェルジュDrとしての視点が育つ

※数値は直近の実績・目標値をもとにした参考値です。詳細は見学・面談時にご説明します。

院長自身も、完成していません。

売上だけを見ていた自分への反省

医院の売上が伸びていた一方で、待ち時間の長さ、現場の慌ただしさ、スタッフの負担、RE化の伸び悩み、利益率の停滞といった問題がありました。しかし院長自身、「売上が伸びているから大丈夫」と考え、不都合な現実を見ることを避けていた時期がありました。

そこから気づいたのは、真の持続的成長には以下の循環が必要だということです。

適正利益の確保

人材・教育・設備・広告への適切な再投資

10年後を見据えた顧客価値(LTV)の向上

次の適正利益へ

採用も同じ循環の中にあります

「何人採るか」が本質ではありません。採用した人材が成長し、顧客価値と生産性を高め、その成果を次の人材・教育・設備へ再投資できるか。そこまでを採用と考えています。

院長自身も観察を続け、考えを更新しています。だからこそ、完成された歯科医師ではなく、観察し、考え、自分自身を更新し続けられる若い歯科医師と一緒に働きたいのです。

従来モデルと当院が目指すモデル

  • 【従来】理念共有のない採用 → ミスマッチ → 短期離職 → 採用コストの悪循環
  • 【当院】理念に共感した採用 → 3年間の育成 → 高生産性・定着 → 医院と人材の共成長

伝える力も、経営資本です

良い人材・設備・接遇が整っていても、それが患者や求職者に届かなければ意味がありません。構造を理解しているからこそ、「伝えること=広告」が単なるコストではなく、医院の成長を加速させる経営資本になると考えています。

「広告 × CRM × 人材育成」——持続可能な経営・採用エコシステム


広告(認知のエンジン)

理念と育成の価値を正しく発信し、共感できる人との接点をつくる。

CRM(顧客との関係のタンク)

LINEやデータベースで接点を資産として蓄積・育成・管理する。獲得したつながりを逃さない。

人材の採用と育成

構造理解・自己観察力のある意欲の高いDrを採用し、3年間で共に成長する。

高付加価値診療

統合的な医療を患者へ提供し、本質的な価値に対する適切な対価を得る。

還元と再投資の循環

得られた成果を人材・教育・設備・広告へ再投資する。この循環がストック型経営を完成させる。

広告が「認知・獲得のエンジン」だとすれば、CRMは「獲得したつながりを逃さないタンク」。どちらも表には出ないが、医院の持続的成長を支える不可欠な経営資源です。

変化する社会構造の中で、当院が提示する持続可能な医療モデル

歯科業界の未来と当院の立ち位置

1. 直面する社会構造と業界のリアル

人口減少・少子化・深刻な人手不足と人件費の上昇。円安に伴う資材・物価の高騰。さらに社会保障費の抑制気運が高まる中、保険医療に頼り切った薄利多売型の歯科経営は、限界を迎えつつあります。そこに不安を抱えながら診療を行う院長先生は沢山いらっしゃるはずです。

2. AI時代における「唯一無二」の存在価値

単なる作業となった保険診療や形骸化したマニュアル対応は、遠からず価値を失います。しかし、患者の生活背景・チームの状態・地域社会の構造まで柔軟に観察し、自らをアップデートし続けられる「統合的な姿勢と態度」は、AIに決して取って代わられることのない強みとなるはずです。

4. これからの歯科業界を生き抜くために

「自分自身」から始まり、「患者」「社会」「構造」へと視野を広げること。この構造的思考を持つDrに成長することで、チームも同様に成長し互いの連携も円滑になり、職場環境が美しく整います。時代がどれほど変化しようとも、高い価値を生み出し選ばれ続ける「コンシェルジュDr」としての生き方こそ、これからの厳しい社会でも一生ブレずに勝ち残るための確実な道筋です。

3. 好条件(高給与)を実現する経営エコシステム

なぜ地方の当院が、1年目から月給60万円(年収720万円)という好条件を出せるのか——その理由は明確です。

広告とCRM(顧客関係管理)を「経営資源)」として活用。 診療理念とコンシェルジュDrの価値を正しく発信(広告)し、LINEやデータベース(CRM)で意欲ある人材との接点を資産として蓄積・育成します。

全体構造を理解し、高生産性・高付加価値を生み出す。すなわち社会 構造やシステムを理解して連携できるDrは、保険診療から審美・予防・自費補綴までを統合した高い付加価値を、ストレスなく顧客へ提供できます。

医院は適切な対価を得て、スタッフへ還元する 。本質的な価値を求める患者から適切な報酬をいただき、それをDrの高給与・手厚い待遇として正当に還元できる健全な循環が確立されています。

「20分のお待たせ」から学んだこと

事象反応から、構造理解へ

ある日、患者を20分以上お待たせしてしまいました。以前であれば、「予約を詰めすぎた」「スタッフが足りない」「ユニットが足りない」と即座に結論を出したかもしれません。

今回はスタッフ全員に、「なぜ、この事象が起きたのか?」を観察してもらいました。すると、特定曜日・時間帯への集中、急患の発生、追加主訴の増加、Drという共通資源への負荷集中など、複数の要素が絡み合っていることが見えてきました。

「予定外が起きない医院」ではなく、「予定外が起きても、それを連鎖させず、チームで元のリズムへ戻せる医院」を目指す。

この力を当院では「復元力」と呼んでいます

1

事象を観察する

表面的な結論に飛びつかず、何が起きているかを丁寧に見る。

2

構造を問う

「なぜこの事象が起きたのか」を、チーム全員で自分自身に問い続ける。

3

リズムへ戻る

問題を連鎖させず、スタッフが自分自身を内省し、スタッフのお互いの連携を観察しチームの力(復元力)でもとのリズムへ回復する。

患者を観る力と、医院を観る力は——同じ根から生まれる。

患者の言葉にならない願いを観察する。DHが困っていることを観察する。医院のオペレーションの歪みを観察する。地域社会の変化を観察する。これらは別々の能力ではありません。

自己観察

他者観察

顧客(患者)観察

社会観察

構造理解

この5段階は、コンシェルジュDrへの成長の地図であると同時に、当院という医療チーム全体が共有している思想でもあります。患者を深く診られるDrは、チームをもより深く理解できます。

私たちは医院に起きる問題を隠さず、成長の材料として観察し、仕組みの改善につなげます。

合言葉は「観察、観察、観察」

医院文化

自分のユニットだけを見ない

自分の患者、自分のユニット、自分の仕事だけを見ない。急な変化があれば職種を越えてフォローする。これが当院の文化です。

トリアージ

患者の状態を素早く把握し、優先順位を判断する。

カルテ・レントゲンの予習

診察前に情報を整理し、観察の質を高める。

患者の主訴把握

言葉の背景にある本当の願いまで理解しようとする。

正確な記録

チーム全員が共通の情報を持てるよう、TCとして丁寧にカウンセリングし記録する。

待ち時間の共有

急患を受けた時の予約患者への影響をチームで把握し、対応する。

人が多いから医院が回るのではありません

「観察する目」が揃っているから、チームが機能する。

「自分の仕事」から「医院全体」へ視野を広げる文化を育てています。

ただし、当院が完璧なチームだとは言いません。スタッフも院長も、まだ発展途上です。それでも、観察し、考え、少しずつ医院を変えていく姿勢を大切にしています。こうした「観察する目」が整えば、静けさの中において人のパフォーマンスはより一層向上するはずです。混雑しても人やユニットをいたずらに増やす理由がなくなり、観察力を高めることが最終的に人時生産性を高めることに繋がります。

私たちの医院も、未完成。

若手Drへのメッセージ

院長自身も観察し、自分の考えを更新しています。スタッフも観察し、医院を変えています。だから、完成された歯科医師を募集しているわけではありません。

観察し、考え、自分自身を更新し続けられる若いDr

私たちが一緒に働きたいのは、そういう人です。そしていつか、

患者がまだ言語化できていない願いや価値を発見し、治療・予防・美容を統合して、その人の「口腔の未来」を一緒にデザインできるコンシェルジュDrへ成長してほしいと考えています。

完成された正解を持つ医院ではありません。しかし、観察し、考え、少しずつ前へ進もうとする仲間が揃っている医院です。その中で、あなたが成長する3年間を、一緒につくりたいと考えています。

なぜ若手Drにこそ、「観察力」を悟ってほしいのか

観察力が生む経営価値

技術を磨く前に知っておくべき、4つのロジック

1. 観察=コストゼロの生産性向上

保険診療報酬の上限と材料費・人件費高騰という「二重の挟み撃ち」の中で、アポを詰め込む・設備を増やす・人を採るという足し算の経営はすでに限界です。

足し算の限界 ⇒ 人や物を増やせば固定費が上がり、オペレーションが複雑化してミスとストレスが増加する。

観察による引き算⇒ 動線・準備不足・バトンタッチの滞りを観察で発見し、無駄を削ぎ落とす。1円の追加コストも掛けずに人時生産性を劇的に上げる唯一の解。

2. 「冷静な立ち振る舞い」が職場環境を正常化する

準備不足や連携エラーが起きた際、焦り・苛立ち・スタッフへの不満が表出すると、小さな職場の雰囲気が悪化し、離職とさらなる生産性低下を招く負のループが生まれます。

Drが全体構造を観察し、「仕組みや準備が不足していた」と客観的に気づいて冷静に振る舞えれば——

院内の無用な摩擦・対人ストレスが激減する。

スタッフは責められていると感じず、仕組みの改善に意識が向く。結果として「ギスギスしない、整然と回る現場」が実現する。

3. なぜ多くの院長・スタッフが気づいていないのか

現場が忙しくなるほど、全員が「目の前の作業(プレイヤー視点)」に没頭してしまうからです。

プレイヤー視点 ⇒ 「とにかく急いで削る」「言われた指示通りの準備と診療をこなす」

メタ認知(観察する目) ⇒「なぜこの準備に時間がかかるのか」「なぜここでDHとDrの呼吸が合わないのか」という全体構造の把握

このメタ認知は、院長一人だけでなく、現場のリーダーであるDrにこそ持ってほしい力です。さらにスタッフ全員がメタ認知を持つことができれば、クリニック全体の「滞り」が一気に解消されます。院長依存からの脱却です。

4. 若手Drに一番に悟ってほしい理由

技術磨きだけでは 一人分の売上しか作れない。周囲を観察できず、チームと連携できず、無駄なストレスを生み出し続けるDrは、経営的にもチーム的にも「生産性が低い人材」になってしまう。

観察力と構造理解があれば チェアサイド全体の生産性を上げ、チーム全員の力を最大化できる。どんな環境・制度下でも圧倒的な成果を出し続けられる唯一無二のDrになれる。

観察力を磨き、準備の無駄を省き、チームの連携を円滑にすることこそが、保険診療の制約下でも患者・医院・自身に最大の付加価値をもたらす。この本質を20代・30代の若手時代に悟れれば、その後の歯科医師人生において「どんな環境でも圧倒的な成果を出し続けられる唯一無二のDr」になれます。これが当院のめざすコンシェルジュDrなのです。

当院では保険診療を悪とせず、上手く活用したSABフォーメーションを実践しています。

都市部の若手Drへ

3年間、濃い臨床と歯科医療の本質を学ぶ。

「地方に就職する」のではなく、「3年間、濃い臨床を学びに行く」という選択肢として、当院をご検討ください。大阪・広島など都市部に暮らす若手Drが感じる地方勤務への不安は、正直に言えば理解できます。その上で、当院の環境をお伝えします。

一人の患者の人生の中で統合して経験できること

  • 一般保険診療・診断・治療計画
  • 補綴・自費義歯・ジルコニア
  • IOS等デジタル機器の活用
  • 予防・審美・ホワイトニング
  • アライナー・カウンセリング
  • チーム医療・患者関係構築

当院の最大の特徴

院長との距離が近く、診断・設計の思考プロセスまで学べること。

都市型大型法人とは比べません。人数が少ないからこそ、一人ひとりの若手Drが「なぜこの診断なのか」「なぜこの治療計画なのか」という思考プロセスを、院長と直接対話しながら身につけることができます。3年間で得られる臨床の密度と思考の深さが、当院の価値です。

「大阪か岩国か」ではなく、両方から学ぶ。

同世代Drのリアルな声

実際に大阪と岩国の2拠点で働いている先輩Dr(Dr.M)に、本音で答えてもらいました。

Q1. 2拠点で働いてみて、実際どう?

大阪での診療方針とは違うところがあって、それを大阪で一人でやるときに治療方針を考えたり応急処置の参考にしたりするようになった。選択肢が増えた感じ。

Q2. 岩国の医院、最初に「こんな感じなんだ」と思ったことは?

スタッフさんがみんな優しいのがすごく良かった。アポも大阪と違って診療内容によってゆとりある入れ方をしてるので、バタバタしないのが良い。

Q3. 院長との距離感は?

診療中でもタイミング見て分からないことは聞きに行きやすい。たまに指示がざっくりしすぎて何してほしいのか分からないときがあるのが困るところ。

Q4. 地方勤務、働く前と後で変わったことは?

休みの日が移動日になるので、休みの日も仕事してる気分になる。今はもうそういうものだと割り切ってるけど、たまにちゃんと1日休みが欲しいなとは思う。でも、事前に休みたい日を言えば都合つけやすいのはすごく助かる。

Q5. これからどんな歯科医師になりたい?

山口でのやり方で自分がいいと思ったやり方を、大阪でも取り入れるようになった。2つの環境を経験することで、自分なりの診療スタイルが少しずつ見えてきてる。

岩国・由宇のアクセス

海の近くで暮らしながら、都市ともつながっている。

完全な都会ではありません。けれど、孤立した場所でもありません。空港、新幹線、在来線。必要なときには都市とつながりながら、落ち着いて臨床に向き合える環境です。

「地方で働く。けれど、孤立しない。」
このページを見た若手Drが、「見学なら行けそうだ」「家族にも説明できそうだ」「想像していたほど遠くない」と感じてもらえれば幸いです。

採用Q&A

よくあるご質問

見学・応募前に気になること、正直にお答えします。

Q1. 臨床経験が浅くても応募できますか?

はい、応募できます。当院は、新卒・臨床研修修了直後から卒後3年程度の方を主な対象としています。現時点の高度な技術よりも、誠実さ、自分の診療を振り返る力、学び続ける姿勢を重視しています。経験が浅いことはマイナスではありません。

Q2. どのような教育・指導を受けられますか?

院長との距離が近く、診断や治療計画の思考過程を直接対話しながら学べます。保険診療の基本から、補綴・ジルコニア・IOS・予防・審美・ホワイトニング・アライナーまで段階的に経験できます。「なぜこの診断・治療なのか」を一緒に考えることが、当院の教育の特徴です。

Q3. 3年間の育成ロードマップとは何ですか?

1年目は基本診療と自己観察、2年目は一口腔単位の診断と患者価値の発見、3年目は治療・予防・美容を統合した診療へ進みます。速さや売上だけを追うのではなく、「なぜこの結果になったのか」を振り返り、次の診療に生かす習慣を育てます。

Q4. 給与はどのように上がりますか?

1年目は月給60万円・年収720万円、2年目は月給65万円・年収780万円、3年目は月給70万円・年収840万円を基本としています。賞与はありません。診療の自立度や成長状況を踏まえた詳細な条件は、面談時にご説明します。

Q5. 分院長を目指すことは必須ですか?

いいえ、必須ではありません。将来は、臨床を深める勤務医、後輩を育てるリーダーDr、副院長、分院長候補など、複数のキャリアがあります。本人の希望と適性を一緒に確認しながら選択していき、役職を強制することはありません。

Q6. 見学だけでも可能ですか?

もちろんです。最初から正式応募を求めることはありません。まずはLINEやInstagramからご連絡いただき、オンラインでのカジュアル面談や医院見学から始められます。「少し話を聞いてみたい」という段階でも歓迎します。

Q7. 岩国・由宇はどのような場所ですか?

勤務地は、海に近い落ち着いた環境にある山口県岩国市由宇町です。岩国錦帯橋空港・新岩国駅はいずれも医院から車で約25分で、広島方面へも移動できます。地方立地で車移動が基本となるため、見学時には周辺環境も実際にご確認いただけます。

Q8. 遠方からの見学や転居について相談できますか?

遠方からの見学も歓迎しています。交通費や転居に関する支援は、居住地や状況に応じて個別にご相談ください。来院前にオンラインでカジュアル面談を行うことも可能です。

Q9. 応募から入職までの流れを教えてください。

「Instagramなどで当院を知る」→「LINEで相談・見学予約」→「カジュアル面談」→「医院見学」→「正式面接」という流れです。各段階で無理に次へ進む必要はありません。診療方針や教育環境、勤務条件、岩国での生活について、十分に納得してからご判断いただけます。

Q10. 診療中に手技で困ったり、処置が長引いた時はフォローしてもらえますか?

院長や先輩Drが常時状況を把握しており、必要に応じてその場で指導・フォローに入ります。無理に一人で抱え込ませることはありません。

Q11. 残業や診療後の居残りはどのくらいありますか?

アポイントにゆとりを持たせているため、大幅な残業は原則ありません。木曜午後の研修も診療時間内に行うなど、メリハリのある働き方を徹底しています。

Q12. 1年目はどのような患者さんから担当しますか?

まずは基本的な保存修復や予防メインテナンス、急患対応など、段階に合わせて配当します。成長ペースに合わせて徐々に症例の幅を広げていきます。

まずは、医院を見に来ませんか?

採用導線

いきなり正式応募を求めません。まずは話を聞いてみる、医院を見てみる——その低い心理的ハードルから始めてください。


お問い合わせ・見学のご予約

まずはInstagramで当院の雰囲気をご覧ください。気になったらLINEからお気軽にご連絡いただき、カジュアル面談や医院見学へ進めます。

桝尾歯科クリニック 山口県岩国市由宇町由宇崎